こんにちは、「今日をちょっと楽にするノート」のちょびるんです。
「診断がついたら、何かが変わるんだろうか。それとも何も変わらないんだろうか。」
診断を受けることを考えている親御さんの多くが、そんなことを頭のどこかで考えているんじゃないかと思います。
正直に言います。診断を受けてよかったのかどうか、今もまだよくわかっていません。
でも、その「わからない」も含めて、ありのままに書こうと思います。これは、我が家の発達サポート記録シリーズの第3回目。診断後に変わったこと、変わらなかったこと、そして正直な親の気持ちを書きます。
この記事でわかること
・診断後に支援の形がどう変わったか
・診断がついたときの正直な気持ち
・子ども自身の様子の変化
・診断後に増えた親の負担
・それでも動き続けてきたこと
支援の形が変わった——支援級という選択
診断がついてからしばらくして、学校の担任の先生から支援級への移動を提案されました。
支援級では少人数制になり、大人の目が届きやすくなりました。それまで週1回あった支援授業はなくなり、通常クラスとの交流学習が週数回入る形になりました。
支援級に仲の良い子がいたこともあって、子どもは楽しそうにしていました。その姿を見てほっとした気持ちは正直あります。
ただ、支援級に移動するころには子どもも学校生活にかなり慣れてきていました。だから「この移動は本当に必要だったのかな」と悩んだこともあります。支援級にはコミュニケーションに課題のある子も多く、そこで少しトラブルになることもありました。
正しい選択だったかどうか、今でも答えは出ていません。それが正直なところです。

支援級に移ることって、親としてすごく悩む決断だよね。

悩んだよ。でも子どもが楽しそうにしてくれていたから、それだけを見ていた。正解かどうかは今もわからない。それが本音。
診断がついたとき、気持ちはどう変わったか
「発達の特性がある」という診断を受けたとき、ショックはありませんでした。
「やっぱりそうだったんだ」という感覚の方が近かったです。診断がつくことで気持ちが楽になったか、つらくなったか——どちらでもなくて、「取れる手段が増えた」という感覚でした。
診断名がついても、手帳がつくほどではなく、公的なサービスが大きく変わるわけでもありませんでした。日常は、診断の前とほとんど変わらないまま続いていきました。
子どもへの気持ちは、何も変わりませんでした。大切に思う気持ちも、どうにかしてあげたいという気持ちも、診断の前と後でまったく同じです。診断は、私の中で子どもへの見方を変えるものでは全然なかった。
子ども自身の様子——変わったこと、変わらなかったこと
子ども自身は、診断について「自分はそうなんだ」という感じで受け止めていました。大きく動揺する様子もなく、淡々としていたのを覚えています。
ただ、少し気になることがありました。「自分はこういう特性があるから仕方がない」という言い方をすることがあって、そこは正直に言うと困るな、と感じています。
特性があることは理解しているし、できないことを責めるつもりもない。でも、特性があることは「対策しなくていい理由」にはならないとも思っています。できなくても怒らない、でも物事として教え続ける——そのバランスが難しくて、指摘してしまうこともあります。これでいいのかな、と迷う夜もあります。
子ども自身も、「どうして自分はこうなんだろう。すぐイライラしてしまうんだろう」と思い悩むことがあるようです。その姿を見ていると、胸が痛くなります。うまく言葉をかけてあげられているか、自信を持てないでいます。

子どもが「どうして自分はこうなんだろう」って悩んでいるの、見ているのつらいね……。

うん、つらい。正しい言葉をかけられているかも全然わからない。でも、怒らないで教え続けるしかないって思って。答えは出ないまま、それでも向き合い続けるしかないんだよね。
診断後に増えた負担——正直に書く
支援級に移ってから、学校との連絡のやり取りが増えました。
通常クラスのときと比べると、担任の先生との面談や電話の頻度が上がりました。子どもの様子を細かく共有してもらえることは有難いのですが、仕事をしながらそれに対応することが、正直しんどい時期もありました。
「今日少し電話よろしいですか」という連絡が来るたびに、いつでも出られるわけではないもどかしさがあった。仕事の調整をしながら、子どもの支援の対応もしながら——どちらも手を抜けなくて、へとへとになることもありました。
診断を受けることで選べる手段が増えた反面、親の動ける範囲も広がる分、負担も増えるんだなということは、先に知っておきたかったことかもしれません。
それでも、動き続けてきた
診断を受けてよかったかどうか、今も正直「わからない」です。
診断がついても、子どもの様子がすぐに変わるわけではありません。問題が解決するわけでも、不安がなくなるわけでもない。ただ、「取れる手段が増えた」という意味では、受けてよかったとは思っています。
それでも、辛い夜はあります。子どものことで思い悩んで、眠れない夜もあります。これでいいのかわからないまま、それでも次の日また動いている。
きっと、同じように悩んでいる親御さんが読んでくれているかもしれない。だから正直に書きます。私も、答えのないまま進んでいます。

答えのないまま動き続けるって、すごく疲れない?

疲れる。でも止まったら余計しんどくなるのもわかってる。動きながら考えるしかないし、頑張ってきたこと自体はちゃんと積み上がっていると信じてる。
同じ悩みを持つ親御さんへ
このシリーズを読んでくださっている方の中には、今まさに悩んでいる方もいると思います。最後に、私が思っていることを正直に書かせてください。
辛いことも、苦しいことも、子どものことで思い悩む夜も、たくさんあります。
それでも私たちは、子どもが少しでも生活しやすくなるように、生きやすくなるように、子どもの助けになるために動いています。うまくいかない日も、正解がわからない日も、それでも動き続けてきた。その積み重ねは、きっとどこかに残っています。
暗闇の中にいるような気持ちになる日も、五里霧中で何も見えないような夜も、あると思います。それでもいつかは目の前が晴れてくると信じて、今日の一歩を生きていきましょう。
完璧な親なんていないし、完璧な答えもない。それでも動き続けている、それだけで十分すごいことだと私は思っています。

「今日の一歩を生きる」か……。正解がなくても、動き続けることに意味があるんだね。

そう思いたい。子どものために動いてきたこと、頑張ってきたこと、ちゃんと積み上がっていると信じて。一緒に、今日の一歩を生きよう。
よくある質問
Q. 診断がつくと学校での支援はどう変わりますか?
A. 診断の内容や地域によって異なります。我が家の場合は、支援授業から支援級・交流学習という形に変わりました。診断がついたからといって必ず支援の形が変わるわけではなく、学校や担任の先生と相談しながら決めていく形になると思います。
Q. 支援級に移ることで友達関係はどうなりますか?
A. 我が家の場合、支援級に仲の良い子がいたので本人は楽しそうにしていました。一方で、支援級には様々な特性を持つ子が集まるので、トラブルになることもありました。「支援級=孤立する」ではありませんが、環境によって状況はかなり変わると思います。担任の先生と密に連絡を取り合うことが大切だと実感しました。
Q. 診断を受けることを迷っています。背中を押してもらえますか?
A. 「受けてよかったか」を正直に聞かれると、今もわからないと答えます。でも、「取れる手段が増えた」という意味では受けてよかったと思っています。診断は何かを変えるものではなく、選べる選択肢を広げるものだと考えると、少し気が楽になるかもしれません。迷っているなら、まずかかりつけの先生や発達支援センターに相談してみることをおすすめします。
まとめ
診断後のことを、正直に書きました。
- 診断がついても気持ちはほとんど変わらなかった——変わったのは「取れる手段が増えた」こと
- 支援の形は変わったが、それが正しかったかどうか今も答えは出ていない
- 子どもへの気持ちは、診断の前後でまったく変わらない
- 診断後は学校との連絡が増え、仕事との両立が大変な時期もあった
- 答えのないまま動き続けることに意味があると信じて、今日の一歩を進んでいる
このシリーズを読んでくれた方が、「自分だけじゃないんだ」と少しでも思ってくれたら嬉しいです。参考になれば幸いです。
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